GARCON の発音 (606)

(上記タイトルの C にはセディーユを付ける。)
スーパーボウルの記事(毎日新聞2010年2月8日(月)夕刊)。
「おことわり」として

コルツのWRガーコン(GARCON)の表記は今後、より現地読みに近い「ガーソン」に改めます。

とあった。
GARCON でなく GARÇON である。Cに尾っぽ(セディーユ)がついている。フランス語で、CならKの音、セディーユを付けるとSの音になる。英語には無い文字であるが、これを変えず(セディーユを付け)Sの発音をする。8日のBS1の実況で、同選手の背中の名前でもセディーユがついていた。アナウンサーも解説者(日米両方の)も「ガーソン」と(当たり前だが)いっていた。
「現地読みに近い」というと、標準発音では「ガーコン」といっているかのようだが、そのような事実はない。「近い」というと、グラデーションがあるように聞こえるが、KとSではまったく違う音である。要するに単純な間違いだったのだから、そのように謝って訂正すればいい。間違いは、単純なものほど恥ずかしくないので、こみ入らせるとかえって恥ずかしい。
ちなみにフランス語で、garçon は普通名詞としては、「1.少年、青年 2.ウエイター」の意味で、日本語でも「ギャルソン」といって2の意味でよく知られている。英語の中で使うときはイタリックにするのが普通。その時でも、セディーユは付けるのであり、何しろ付けないと音が変わってしまうのだから、必ず付ける。

この記事へのコメント

2010年10月24日 18:21
はじめますて。 I found similar cases. French Americans change the spell of their names from French to English. For example Rambo. Original was Rambeau. Another nationals change the spell for English, too. それでは...