自転車の英語表現(206)

「14年前の日記・第60回」(06.08.12)で、

  公園の掲示で Bicycling is prohibited. Walk bicycles とあったのが面白い。
  (自転車は押して歩け、という意味)

と英語の表現を拾ったところがある。この walk は他動詞で、

  I walk my dog every morning. (毎朝、犬を散歩させます。)

のように使う。
ついでに、自転車に関する英語表現をいくつか復習しておくと、

  He climbed back on to his bicycle and set off for the village.  

自転車に乗るのは get on a bicycle といえば普通。climb は、手と足を使って体を持ち上げることなので、自転車に乗るのにも使える。

  Half-way up the hill, he had to get off and push the bicycle.  

降りるのは get off. Half-way up the hill は「坂の途中で」。

  He swung himself on to the bicycle and rode rapidly after the taxi.

同じ乗るのでも、左足をサドルに乗せ、右脚を伸ばし、スイングさせて乗った。He mounted (got on) the bicycle といっても同じだが、その時の動作をいきいきと表現している。

  She can ride a bicycle. / She is riding her bicycle superbly.

「乗る」といっても、サドルに座り、ハンドルを持つまでの動作でなく、乗って進む行為は ride a bicycle.

  She twiddled her bicycle bell so that it tinkled.  

べるを鳴らすのは ring, push, hit などとすれば普通だが、工夫してtwiddle を使っている。twiddle は「回す」という動作を含意している。自転車のベルは丸いので、指を当てる部分は、はじくと、円周にそって動くものであるから、twiddle はこの場合適切な動詞になる。

  He swerved gracefully into a side-street.

side-street は大きい通りに平行したり、交差する、狭い通り。swerve は
急に曲がることだが、gracefully だから、慌てたギクシャクした動きでなく、優雅に、スラリと曲がってサイド・ストリートに入ったのである。普通には、

  He turned into a side-street.

といえばよい。自転車に乗っていることが分かっている場合は、一々、そのことをいう必要はない。

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